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高校3年生の3月、大勢の受験生とともに、カメオは祈るような気持ちで数字が羅列された紙を見つめていた。
数字は飛び飛びになっており、何度見返しても残念ながらカメオが探していた数字は見つけることはできなかった。
周囲には歓声を上げる者、記念写真を撮る者、悔し涙を流す者…他の受験生も悲喜こもごもであった。
カメオはガックリと肩を落とし、その場を立ち去った。
「絶対いけるって手応えはあったのに…これがラストチャンスだったのに…うまくいったら思い切ってカメコに告白するつもりだったのに…」


1ヶ月後、カメオは晴れて第一志望の大学に入学した。

どういうことだろうか?
20年08月05日 07:21 [ハイジ]
【ウミガメ】
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