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ウミオはある事情から、合鍵を使ってカメコの部屋に入った。
カメコは部屋の中に居たが、ウミオのことを気にもとめていない様子だった。
ウミオは戸棚の中から1枚の写真を見つけ、それを握りつぶしたところ、怒声を浴びたが、その言葉を聞いた彼はその場に泣き崩れた。
ある事情とは何か、写真には何が写っていたか、何故彼は怒声を浴び、泣き崩れたのか。
お考えください。
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ウミオは新米の警察官である。
ある日、彼はカメコという女子大生が行方不明となっており、連絡もつかないという通報を受けた。
通報をしたのは彼女の親友と名乗る少女だった。
少女の話によると、彼女は一人暮らしをしていて、数日前から大学に来ておらず、連絡も取れない、自宅には鍵が掛かっており入れない、といった状況のようだった。
通報を受けたウミオは数名の上官とともにカメコの自宅アパートの捜索を行うことになった。
事前に大家さんに連絡し、マスターキーを手に入れたウミオはカメコの部屋に向かった。
念のため扉をノックし呼びかけてみるが、部屋の中からは返事はない。
マスターキーを使って鍵を開け、部屋に入ると凄まじい異臭に鼻がねじ曲がった。
やはり、という気持ちと、嘘であってくれ、という思いが自分の中でせめぎあっている。
しかしその願いも空しく、部屋の中央には首を吊って亡くなったカメコの姿があった。
ウミオたちはカメコの遺体を床に降ろすと、状況を探るために部屋の中を調べることにした。
遺書や日記のようなものがないかと戸棚を探していたウミオは、引き出しの中から1枚の写真を発見した。
それはカメコとその捜索を依頼した少女のツーショット写真だった。
満面の笑みで写っているカメコと少女の姿を見て、ウミオはやるせなさのあまり思わずその写真を握りつぶしてしまった。
それを見た上官は、警官は現場の状況を保存しなければならないとウミオのことを叱りつけた。
そしてさらに上官は「それは遺品としてあの少女に届けてやらなきゃいけなかったものだろう」とウミオを窘めた。
ウミオはそれを聞いて、自分は何ということをしたしまったのだろうという後悔から涙を流したのだった。
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ラリルレナ>>
解きごたえのある美味しいスープでした