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カメオは、作家、海野亀子の大ファンである。
デビュー作から丸2年が経ち、引退がファンの中で囁かれ始めた頃、待ちに待った新刊が発売されることが発表された。

その新刊、「ウミガメの定義」を買いに、カメオは家の1番近くにある、駅前の巨大な大手チェーン店の本屋へと走った。
しかし、「ウミガメの定義」はなかった。

カメオの家の近くには、少し遠いが、もう一つ本屋がある。その本屋の店主こそ、カメオに海野亀子の本を勧めた人であるため、その本屋なら必ず海野亀子の新刊を入荷するだろう。
しかし、カメオは買うことを諦め、そのまま家に帰った。

どういうことだろう?
20年05月12日 19:04 [輝夜]
【ウミガメ】
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