ウサギの足のはやさをしっているので、カメはとてもねむいのをがまんしてウサギに勝負をいどみました。
なぜカメはわざわざねむたいときに勝負をいどんだのでしょう?
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あれは暑い夏の日だった。
かけっこで勝負しようなんてウサギの口車に乗せられたのが間違いだった。当たり前だが負けたのさ。
散々馬鹿にされて、はずみでつい突き飛ばしたらウサギの奴、あんなに簡単に死んじまうなんてな。
まぁいいこともあったんだ。ウサギの肉は美味いってことを知れたんだから。
あの時は遺体を隠すのに必死っていうのもあったけど、夏だったせいで腐るのが早くてあんまり味わえなかったんだよな。
でもあれからウサギの味が忘れられなくてさ。
お、いいところにウサギがいるじゃないか。季節も冬だ、冬眠前で眠いが、腐りにくいからゆっくり食べられるだろう。
好きなだけ跳ね回るがいいや、眠った俺の腹の中でな。
「やあウサギさん、僕とひとつかけっこで勝負しないか?」
おしまい
簡易解説「ウサギの足がはやかった(=腐りやすかった)ので、腐りにくい冬(=冬眠前)に美味しくいただきたかったから」
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