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とある一人暮らしの心優しい老婦人は、ガーデニングを趣味としていました。

一戸建ての庭には色とりどりの花が咲き、道行く通行人は足を止めてその庭を魅入り、隣人にはここまでの庭を作り上げたことを日頃から賞賛されていました。この庭は老婦人の誇りであり、生き甲斐でした。

ですが、ある日を境に、庭は徐々に荒れ始め、老婦人の顔からは笑顔が消え、それ以降は一日中軒先の椅子に座っては庭を顰め面で睨みつける日が続きました。

それは何故でしょう。
20年04月06日 11:12 [まっきゅんまっ]
【ウミガメ】
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