ジュリアス・シーザーの如く」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
私は今、久し振りに会う兄と二人で夕食をとっている。
私と兄は背丈や顔がよく似ており、また合わせている訳でも無いというのに服装の嗜好まで似ている。
そんな私たちが向かい合って食事をすると、まるで鏡を見ているような気分になるのだ。
周りの人から見たらどちらがどちらなのか分からないだろうし、親しい人でもすぐには区別がつかない。

食事を終えそれぞれの家に帰るために分かれる。

コツ…コツ…コツ…。……?
ドスッ!
…何だ?胸の辺りが熱い……刺され…た?
私は咄嗟に自分を刺した何者かの肩を掴み…そのまま倒れた。

謎の襲撃者は地面に倒れた私を見下ろしていた。
だがふと時計を見ると「…しまった。間違えた。」と言い、去っていった。

「…ああそういうことか…。」
私は察し、兄の無事を祈りながら目を閉じた。


さて、なぜ犯人は自らの勘違いに気づいたのだろうか?
18年11月30日 12:57 [むつ]
【ウミガメ】
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