らてらて問題作りコンテスト　7月部門

【結果は誰にも分からない】
ドン、ドンという音と、大勢の人の掛け声が響き渡る中、誰よりも高い所にいるカメオの行動が注目されているのは祭の結果が誰にも分からないからだという。
どういうこと？




その日は体育祭、誰もが汗を流し勝利を目指す。しかし、一人がどれだけ勝っても、体育祭はチーム戦であり、結果は誰にも分からない。そのため、今勝っているのか？どれほど差はあるのかと、途中経過を確認する為に点数係のカメオの行動は注目を浴びるのであった。 [編集済]

タイトル:夏休みの楽しみ

夏休みの予定に夏祭り、高所恐怖症を治す、声を治す。とある。しかし夏休みが1ヶ月あったのにカレンダーの夏祭り以外は終わることはなかった。なんで？

答え:夏祭りの期間が夏祭りの終わり近くで、彼はそのことを楽しみにしてたから。

【真夏の怪談…？】

夏祭りは、どうやら終わったらしい。
夜の闇に人の気配はない。

ついさっきまで意識を失っていたカメオは、のろのろと首を振り辺りを見回した。

そして、また意識を失った。

何があったのだろう？



【答え】
友人たちと夏祭りに行ったカメオ。
屋台を回りながらビールを飲み、花火を観ながらビールを飲み、とにかくビールを飲んでいた。
大して強いわけではないのに、華やかな雰囲気に飲まれて…というのは言い訳か。ﾑﾆｬﾑﾆｬ

はっ、と気がつくと。
友人たちの姿はなかった。
皆相当に酔っていたはずなので、散り散りになってしまったのだろうか。

しかし、ここは一体どこだ？
恐らく千鳥足で歩いてきて、力尽きたんだろうけど。

目を凝らしたカメオ。
その目に真っ先に飛び込んできたのは、自分が今座っている場所…『階段』だった。

「ちょ、オレ、高所恐怖…しょ…」

ふっと意識が遠のいた。
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涙の訳を知ってるかい

【問題】
カメオの声が高い所から聞こえてくるので、ウミオが涙を流した、というのはどういう事だろう？

【解説】
ウミオは息子のカメオにおもちゃを選んであげるため、二人で百貨店へ買い物にやってきたのだが、ウミオがちょっと目を離したすきに、カメオの姿が見えなくなってしまった。

驚いたウミオは店内を駆けずり回って必死にカメオを探したが、店内が広すぎて中々カメオの姿が見当たらない。

ウミオが途方に暮れていると、突如頭上のスピーカーから放送が流れ始め、同時に元気なカメオの声がスピーカーから聞こえたのだ。

カメオがいる場所が放送本部であり、無事に保護されていることが分かったため、ウミオは安心のあまり、自然と涙がこぼれてきたという事である。

「ちょっとここでジャンプしてみろや　＼ﾁｬﾘﾝﾁｬﾘﾝ／」


【問題】


ウミオが人に囲まれながらジャンプすることになったのは、

夏祭りでカメコが100円を使ったことと関係している。


一体どうして？




【解説】


カメコは夏祭りの会場である神社の賽銭箱に100円を投げ入れた。

「イルカの調教師になれますように！」＼ﾁｬﾘﾝﾁｬﾘﾝ／


神頼みの甲斐もあり、カメコは調教師に。

カメコの訓練のおかげで、イルカのウミオは高い所までジャンプするイルカショーのスターになったのである。

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【自殺する街】

-問題文-
ある街を津波が襲おうとしていた。
しかし、その街では大きな声で「災害に少しでも近い場所」へ向かうようにと言う人がいた。
一体何故だろうか？

-解説-
その日、その街の近くへ隕石が落ちようとしていた。
隕石は海に落ちると予測された為、住民は津波を警戒して元凶である”隕石”に少しでも近い場所、つまりは
「高所」へ避難指示が出されていたのである。
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『エロません』

〈問題文〉
夏祭り会場でクラスメートのウミコに声をかけられて、顔を赤くしたカメオが、トイレに行きたいわけでもないのにトイレを探しているのはなぜ？



〈解説〉
浴衣を着て夏祭りに行っていたカメオは合わせを間違えていたのをウミコに指摘されて、直そうとしていた。 [編集済]

「同時に開いた花」

カメコの事が大好きなカメオ。今日こそ告白しようと思い、ある日カメコを誘って野原に来ていた。元々カメコに面と向き合って告白する予定だったカメオが、わざわざカメコの耳に近づいて『好きだ』と告白することになったのは、カメオの告白が花開く前に出来なかったからだという。
どういうことだろう？

Ａ、文章中の花は花火の事。花火の音や観客の声が思ったよりうるさかったため、カメオの声がカメコに届かなかったのだ。なのでカメオはカメコにもはっきり聞こえるように耳元で告白したのだった。

今日は夏祭り。カメオはカメコに告白するつもりでカメコを誘っていた。カメオの計画はこうだ。花火大会の花火が始まったとき、大声でカメコに告白する。これほどロマンチックな場面は無いだろう。カメコとは長い付き合いだ。きっと成功する。その後はどうとでもなれだ！こうして計画は実行された。予定通り待ち合わせ場所でカメコと落ち合い、二人で出店を楽しみ、そして河川敷で始まる花火大会。会場は出待ち人でごった返ししていた。カメオは事前に友人に手をまわしていたおかげで特等席をGET。あとは花火を待つばかりとなった。はやくこい、はやくこい。やけにうるさい心臓の音を押さえるので精一杯のカメオ。カメオの心情とシンクロするように会場の客も今か今かと待ちわびていた。すると一筋の光が甲高い音と共に天高く夜の闇へと昇っていった。よし、今だ！カメオは決心して・・・そして・・・
『カメコ！俺・・・俺・・・お前のことが『おおーーー！』『キャー！』だ！』
カメオの声と会場の声が見事に重なってしまった。花火に沸く会場。周りの喧騒がうるさすぎてカメオの声がカメコに届かない。カメオは焦った。（やべーよこれ予定と全然違うじゃねえかよ！どうするよ！）さんざん迷っているとふとした瞬間にカメコがこちらへ振り向いた。
『きれいだよね！ん、どうしたの？』
その瞬間、もうこれしかない！と思ったカメオはカメコを抱きしめ、そして耳元で声を発した。
『お前の事が好きだ！俺と付き合ってくれ！』
突然の事に驚き、思わずカメコが手を振り払った。
そのカメコは顔を真っ赤にし、口を大きく開いていた。対するカメオも同じく顔を真っ赤にし、目をしっかりとつぶり、気が気でない状態であった。
するとしっかりと目を瞑っていたカメオの耳元で突然声が。
『いいよ』
カメオは喜びの表情を浮かべ、再びカメコを強く抱きしめた。
二人を祝福するかのようにこの日一番大きく天に花開いた花火。その花火をバックに二人はずっと抱きしめあっていた。
「夏祭り」・・花火大会　「声」・・カメオの声やカメコの声、そして観客の声　でした。 [編集済]

『美しき紅葉はずっとそばに』


【問題文】
後ろから声が聞こえたので、赤面したカメコは目の前にいた人物をビンタした。
どういうことだろうか？


【解説文】
カメコとその彼氏のカメオは山登りに来ていた。
休憩中、絶好の景色が眺められる高い所で、
カメコは「ヤッホー」と叫んでみた。やまびこが返ってきたので微笑む。
と、その時後ろにいたカメオが、
「カメコ！！好きだ――――――！！」
と叫んだ。
カメオの声が大きくてカメコはびっくりしたが、「カメコ！！」と言われた時に、すぐにカメオの方へ振り返った。そして、後ろからやまびことなって聞こえてきた声で、はっと気づいた。今のカメオの言葉は、かなり広範囲に響き渡っているだろうことに。
カメコは顔を赤くして、
「大声で何言ってんのよ！！　恥ずかしいでしょ、ばかっ！！」
と言って、前にいたカメオの頬をビンタした。



カメオの頬にできた綺麗な紅葉は、下山するまで消えなかったという。

解説概要
目の前にいる男の「カメコ！！好きだ―――――！！」という大声が、やまびこになって広範囲に響き渡ったと分かったので、恥ずかしさのあまりビンタした。


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