第5回【発想が飛べば桶屋が儲かる】

「海が荒れる」
→①漁に出られなくなる。
→②魚が不漁になる。
→③餌の魚がなくなり、猫が痩せ細る。
→④ある雨の日、不良がその猫を見つけ、餌をやる。「お前も一人なのか……。」
→⑤その不良の姿をクラスメイトの私は偶然見つける。「カメオ君ってヤンキーなのに本当はやさしいんだ……。」
→⑥あの日からなんだかカメオ君の事が気になってしょうがない。
→⑦思い切って下駄箱にラブレターをいれる。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①波が高くなってきた
→②おまけに強風も吹き始めた
→③風に舞って海水が飛ぶ
→④海岸沿いを歩いていた女性の目に海水がかかる
→⑤痛すぎて目を開けられないわ！
→⑥それは大変だ。僕がエスコートしましょう
→⑦まあ、なんて優しい人なの！
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①これでは船が出せない。7人は絶海の孤島にあるこの館に取り残された。
→②館の主人は夕食の酒に、毒を盛られて死んだ。残ったのは6人。
→③料理長はキッチンで、包丁で刺されて死んだ。残ったのは5人。
→④庭師は庭の大きな木に、首を吊られて死んだ。残ったのは4人。
→⑤メイドはバスルームで、頭を殴られて死んだ。残ったのは3人。
→⑥夫人は部屋のベッドで、銃で撃たれて死んだ。残ったのは2人。
→⑦「やっと二人きりになれたね。」「邪魔者はいなくなった。」
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①よせば良いのに沖に出る
→②大しけに巻き込まれ船が沈み海に投げ出される
→③海水が目に入り目が見えなくなる
→④誰かが陸地まで連れて行ってくれる
→⑤城に連れ帰られ典医により視力が回復する
→⑥「あの時貴方様をお助けしたのは私です」という女性が現れる
→⑦彼女が僕の運命の人だ！声が違う気がするけどまぁ良いや！
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①神の手により未曾有の大洪水となる。
→②大波は地上の全てを押し流す。
→③生きとし生けるものはみな死に絶える。
→④箱舟に乗せられた生き物を除いては。
→⑤どうやら私は救われる者として選ばれたようだ。
→⑥そして生き残った人間は、あの女性と私の2人だけ。
→⑦神の造る新たな世界で、私は彼女と人類の礎を築かねばならない。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①よりによって様子を見に岸壁へ
→②転落して沖合に流される
→③同じような境遇の人と遭難して救助を待つ
→④少しずつ飢えて危ない感じになる
→⑤いろいろあって「ウミガメのスープ」というクイズができる
→⑥らてらてとかいうサイトで同好の士を見つける
→⑦同好の士がどんな人かわからないしなんなら同性か異性かもわからんけどミニメで好意を伝える
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①暴風・波浪警報が発表される。
→②早朝の沿岸部の町で避難指示が町内放送される。
→③その放送で起きる。
→④すぐ手に取れるものだけ持って家を飛び出す。
→⑤朝食を食べる時間が無かったのでお腹が空く。
→⑥そのまますぐ食べられる食パンをかじりながら走る。
→⑦曲がり角で転校生とぶつかる。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①船が沈没する
→②王子様が溺れる
→③人魚姫が助け恋に落ちる
→④魔法使いさんに人間の足が欲しいと願う
→⑤その代わり声を奪い自分が命の恩人と伝えられない
→⑥王子様は他の人と結婚し身投げをする
→⑦そんな結末はあんまりなのですと結末を書き換える
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①海からの飛散物で屋根が壊れ、雨漏りする。
→②雨漏りすると英語が得意になる。（第４回）
→③英語力を活かして留学。らてらての問題を留学先で出題して水平思考がブームに。
→④水平思考が流行ると給料が下がる。（第１回）
→⑤給料が下がっては樹木のための肥料を買ってやれない。梅の花は弱って散ってしまう。
→⑥梅の花が散るとウグイスがうれる。（第３回）
→⑦ウグイスを売って儲けたお金でペットショップへ。かわいいトカゲを見つける。
→トカゲを見つけると「恋人ができる」（第２回）

「海が荒れる」
→①船が転覆し、一人の男が海へと落下。
→②気づくと彼は、とある有人島に流れ着いていた。
→③ひとまず助けを求めようと彷徨っていると、明かりのついた家を発見。
→④インターホンを鳴らすと、出てきたのは綺麗な女性。
→⑤女性は身体中に海藻を巻き付けた男の姿を見て、ハロウィンの仮装でトリックオアトリートをしに来たのだと勘違いする。
→⑥女性が男にチョコをプレゼントする。
→⑦男はそれが早めのバレンタインだと勘違いし、好意を抱く。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①海に近い海岸沿いの町の天候も荒れる。
→②次第に強風が猛威を奮い始める。
→③倒されそうな木、転がる植木鉢、吹っ飛ぶ洗濯物！
→④この強風の中頑張って帰宅していた男に女性もののﾊﾟﾝﾃｨがクリティカルヒットする。
→⑤驚く男と、ﾊﾟﾝﾃｨを追いかけてきた美女が邂逅する。
→⑥美女が男のストライクゾーンにもクリティカルヒットする。
→⑦「失礼、今下着が飛んできて…」「あらごめんなさい！お詫びに家で雨宿りでも…」「ぜひ！！！」
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①船が沈む。
→②船の乗組員だった夫が死ぬ。
→③夫の葬儀に参列していた夫の友人に、未亡人となった私は一目惚れする。
→④自分の子供を殺す。
→⑤子供の葬式にも、またその友人が来てくれる。
→⑥自分の親族を次々殺す。
→⑦葬式で逢瀬を繰り返す。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①原因は王妃カシオペアが海神ポセイドンの妻アンピトリテーを怒らせてしまったため。
→②「ニンフより美しい人間がいるわけないだろ！(意訳)」と放たれた怪物ティアマトが暴れ、大津波で街は大変なことに。
→③困った王ケフェウスは神殿に行き神託を得る。
→④「王女アンドロメダを生贄にしなければならない…」
→⑤泣く泣くアンドロメダを生贄に。岩に繋がれる。
→⑥ティアマトがアンドロメダに襲い掛かるその時、英雄ペルセウスが颯爽登場、ティアマトをメデューサの首で退治する。
→⑦アンドロメダは無事救出され、王も王妃も大喜びでペルセウスを歓迎する。
→「(結婚を前提とした)恋人ができる」

だいたいこんな感じのアンドロメダ座の逸話。

「海が荒れる」
→①サスペンスドラマの撮影班が、刑事が犯人を崖の上に追い詰めるシーンの撮影を行う。
→②放送されたドラマが大ヒットする。
→③例の崖にファンが聖地巡礼を行うようになる。
→④実は自殺スポットだった例の崖に聖地化を知らずにいた自殺志願者の男性が訪れたが、あまりの人の多さに断念する。
→⑤途方に暮れていた男性の様子を不信に思った聖地巡礼中の女性が男性に声をかける。
→⑥弱っていた男性は女性に胸の内を打ち明け、女性は男性に親身になって話を聞き、結果男性は自殺を思い留まる。
→⑦男性は自分を救ってくれた女性に惹かれ、女性もそんな男性を憎からず思い、徐々に距離が縮まっていき……
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①船が欠航になる。
→②船に乗る予定だった人々が海路を諦め飛行機に乗る。
→③飛行機が墜落する。
→④乗客の内の二人、男と女が無人島に打ち上げられる。
→⑤二人は時に衝突しながらも、協力して無人島生活を送る。
→⑥救助はいつまで経っても来ない……そんな中、二人はいつしか互いに惹かれ合っていることに気付く。
→⑦二人は思いを伝え合い、ここで生きていく決意を固める。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①神様は地球に海を作ったあと、定期的に波が発生するようにした
→②それによって海中に酸素が溶け込むようになり、海の中に生き物が住めるようになった
→③神様は海中に魚を作った
→④神様は地上にも、次々に虫や獣を作り、池や川にも魚作った
→⑤神様はエデンという場所にあった泥からアダムという男を作った
→⑥アダムの肋骨を1本抜き取り、その骨からイブという女性を作った
→⑦2人は目を覚まし、お互い見つめあった
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①ニュースで「海水浴は危険」と報道される
→②国民は素直なので海水浴客が全くいなくなる
→③海の家で働いている人が「営業妨害だ」と騒ぐ
→④ニュースキャスターが「状況が落ち着いたらみなさん海にいきましょう」と呼びかける
→⑤国民は素直なので翌月の海水浴客が大量増加
→⑥治安委員会が「ナンパはやめましょう」と呼びかける
→⑦国民は素直なので「難破しないように」ナンパする
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①さんずいとノとーと毋にバラける
→②さんずい(氵)がちょっと変化してカタカナのシになる
→③毋がちょっと変化して母になる
→④順番が並び変わり「母ノシー」(母のシー)になる
→⑤母は静かにして欲しがっている
→⑥その理由は中学生の息子の部屋を覗くため
→⑦なぜなら息子は今日クラスメイトの女の子を連れてきているから
→息子に「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①船が荒波に揉まれる
→②私は大きく揺れた船から海の中へ放り出された
→③助けを呼ぼうにも、雷鳴の中では私の叫び声は届かない
→④必死に泳ぐ私を置いて、船はどんどん遠ざかって行ってしまった
→⑤...ふと気がつくと、私は無人島の砂浜に横たわっていた
→⑥気を失っている間に流されついたらしい
→⑦食糧を探していると、1匹のとかげを見つけた
→「恋人ができる」

第2回リスペクト。 [編集済]

「海が荒れる」
→①水色だった海が濁り、真っ黒になる
→②太陽光が届かず、浅い海に生えていた海草が死んでしまう
→③昆布の値段が高騰
→④味噌汁になんて使うことは出来なくなる
→⑤そんな中、お金持ちのウミコちゃんは毎日味噌汁を飲んでいた
→⑥そんな噂を聞いたカメオくんは、ウミコちゃんに話しかける
→⑦「俺にも味噌汁を食べさせてくれ！」
→ウミコちゃんは告白と勘違いし、「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①「ちょっと海ちゃん、どうしたのそんなに酔っ払って？！」
→②「いいんだよ、今日はとことん酔いたい気分なんだよぅ...」
→③「一体何があったの？ 嫌なことでもあった？」
→④「仕事でちょっとミスしただけなのに、みんなの前で課長にイヤミを言われちゃったんだよぅ...グスン」
→⑤「そっかぁ...それは嫌な思いしたねぇ、よしよし」
→⑥「わぁん、今日は一人になりたくないよぅ」
→⑦「よかったらさ、このあと...俺んち来ない？」
→「恋人ができる」

海が荒れる
①ウミガメが砂浜に打ち上げられる
②子供にいじめられているウミガメを助ける
③お礼に竜宮城に連れて行かれる
④乙姫といて楽しかったけど地上に帰る
⑤玉手箱を開けたら老人になった上に鶴になる
⑥乙姫に文句を言いに行くが、鶴になるのは寿命を伸ばすためだという
⑦あと数百年、亀の私（乙姫）と末永く暮らしましょう？
→恋人ができる

本当の浦島太郎はこんな話です
地上で700年経ってて、玉手箱を開けたら人間だと死ぬ→鶴ならあと300年生きれるので鶴にしましたということらしい
亀でいいじゃん‥スープにされるけど [編集済]

「海が荒れる」
→①一隻の船が沈没し、乗客だった人気芸能人が死亡。
→②急遽彼の追悼番組が放送され、予定されていたアニメは延期に。
→③そのアニメを観れなくなった子供が、突然アパートの一室で泣き叫ぶ。
→④その声は下の階にまで届き、勉強中に寝落ちしていた学生が飛び起きる。
→⑤課題が終わっていないことを思い出した学生は、飼い猫に消しカスを飛ばしながら必死に課題に取り組む。
→⑥それを払おうと猫が顔を洗い、雨が降る。
→⑦突然の雨に、とある男女が相合傘をすることに。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①海が割れ、破壊神が顕現する。一方その頃、JKの海ちゃんはストレス発散のためファミレスに行く。
→②人々は逃げ惑う。一方その頃、海ちゃんはメニューを見てどれを注文するか迷う。
→③破壊神は街を全て焼き尽くすことにする。一方その頃、海ちゃんはデザートを全て食べ尽くすことにする。
→④破壊神の手から放たれた破壊光線で大地は揺れる。海ちゃんのいるファミレスも揺れる。
→⑤激しい縦揺れに街ははじけ飛ぶ。テーブルの皿の上の料理も飛ぶ。
→⑥その勢いで海ちゃんの髪に皿から飛んできた芋けんぴがくっつく。
→⑦破壊神が海ちゃんの髪に付いた芋けんぴを取り、「芋けんぴ　髪に付いてたよ」という。
→「恋人ができる」

「海が荒れる」
→①嵐に漁船は航行不能になってしまった。
→②伊豆諸島にある無人島の一つである鳥島に漂着。
→③食料として海亀を確保しようと島に立ち寄ったアメリカの捕鯨船に救出される。
→④日本に行きたくても日本は鎖国の真っただ中。行くことが出来ない。
→⑤仕方なくアメリカに行くことになった。
→⑥日本に帰国したら、他に英語ができる人がいないので、政府で重用されて
→「恋人ができる」

そんなジョン万次郎。

「海が荒れる」
→①嵐に漁船は航行不能になってしまった。
→②伊豆諸島にある無人島の一つである鳥島に漂着。
→③食料として海亀を確保しようと島に立ち寄ったアメリカの捕鯨船に救出される。
→④日本に行きたくても日本は鎖国の真っただ中。行くことが出来ない。
→⑤仕方なくアメリカに行くことになった。
→⑥日本に帰国したら、他に英語ができる人がいない
→⑦政府で重用されて、生涯で3回も結婚したのだから当然
→「恋人ができる」

そんなジョン万次郎。