イジメ・ユルサナイ

アザゼル『助けて下さい・・・』

街の悪党アザゼルはマクガフィンの道場、通称トリプルＭに拐われ終わることなき筋トレをさせられていた

アザゼル『もう無理です！腕が壊れちゃいます！』
マクガフィン『hahaha！まだまだこれからだよ！筋肉の道は厳しいんだ！』
アザゼル『てめえ！自分の嫌なことを他人にさせないんじゃなかったのかよ！』
マクガフィン『ん？その通りだ。よく知ってるな』
アザゼル『だったら・・・』
アカガミ『うおおっ！この筋繊維が千切れる感覚！この痛みが新しい肉体の糧となるぅ！』
違法人『ふんっ！ふんっ！ふんっ！効くう〜筋肉がよろこんでるう〜』

アザゼルの隣では門下生がアザゼルの数倍厳しい筋トレを恍惚の表情を浮かべながらこなしていた

マクガフィン『さあ！共に筋トレを楽しもうじゃないか！』
アザゼル『嫌だぁ！』

二時間後

靴下『マクガフィンさん昼食です。プロテインドリンクとプロテインバーガー。プロテインスープにプロテインスープです！』

マクガフィン『うむ！皆、筋肉に栄養を与えよう！』

アザゼル（なんだこの真っ白でゲル状の物質は・・・）

マクガフィン『さて、皆は一時間ほど筋肉を休ませなさい。その間、私はスクワットをしていよう』

アザゼルに付き合っていたせいで自身のトレーニングができなかったマクガフィンが200キロのバーベルを片手にトレーニングルームへ向かう』

コーソー『ま、まって下さいマクガフィンさんオレ達の筋肉にもトレーニングを』
マクガフィン『駄目だ、筋肉を休ませないとな。なーに一時間、しっかり休んだらさらなるトレーニングを楽しもうじゃないか！』

マクガフィンの言葉に門下生達は観劇の涙を流した

マクガフィン『アザゼル君もな?』

いっそ殺してくれ・・・