「自作自演の男」「7Good」
物語:1票納得感:6票
カメオはある番組を毎週録画しているが、ほとんど毎回それを見ずに削除してしまうという。
【一体何故だろうか?】
【一体何故だろうか?】
19年11月16日 00:00
【ウミガメのスープ】 [田中(吉田)]
【ウミガメのスープ】 [田中(吉田)]
初投稿です
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あるサッカーチームを応援しているカメオは、毎試合現地観戦しに行くほどの熱心なサポーターである。
彼は応援するチームが勝った映像を繰り返し見たいので、サッカー情報番組を毎週録画できるよう予約している。
しかし彼の応援しているチームは弱く負けてばかりであり、既に試合を見て勝敗を知っているカメオは録画した番組をほぼ毎回見ることなく削除しているのであった。
彼は応援するチームが勝った映像を繰り返し見たいので、サッカー情報番組を毎週録画できるよう予約している。
しかし彼の応援しているチームは弱く負けてばかりであり、既に試合を見て勝敗を知っているカメオは録画した番組をほぼ毎回見ることなく削除しているのであった。
「歌と子供」「7Good」
物語:3票納得感:4票
カメコは歌が上手い。
しかしあるときカメコは、自分の娘に「ママ、おうたがへたー」と言われてしまった。
何故でしょうか?
しかしあるときカメコは、自分の娘に「ママ、おうたがへたー」と言われてしまった。
何故でしょうか?
19年11月19日 22:06
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]
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カメコが子供の頃、音痴の親から聞かされていた子守唄が、大人になっても耳に残ってしまっていたから。
―――――――――――――――――――
カメコは可愛い一人娘を、夫と二人で協力して育てていました。
いつも娘を寝かしつけるのは夫の役割ですが、今日は別のことで夫の手が離せないようです。
そのためカメコが寝かしつけることにしました。
「ママー、おうたをうたって」
「おうたって?」
「えっとねー、こもりうた。パパがいつも歌ってくれるの」
「へー、そうなんだ」
夫が寝かしつけるとき、カメコは別の部屋で作業をしているため、そのことは知りませんでした。
「子守唄って、ねんねーん、で始まるおうた?」
「そうそれ!」
「ふふ。わかった。じゃあ歌うね」
「うん」
「ねんねーん♪ ころーりーよー♪」
「ママ、おうたがへたー」
「えっ?」
このときカメコは、自分の子供の頃を思い出しました。
子供の頃、カメコを寝かしつけるのは父親の役目でした。そして父親はいつも子守唄を歌ってくれました。
父親の子守唄はカメコにとって心地よく、毎晩幸せな気持ちで眠りにつくことができました。
しかしカメコがある程度大きくなってから知るのですが、父親は酷い音痴だったのです。
当然、父親が歌う子守唄も酷い音痴。ですが幼いカメコにはその音程のズレが心地よかったのかもしれません。
そしてこのズレた子守唄が、無意識の内にカメコの耳に強く残っていたのでしょう。
例えるなら、学生時代の合唱コンクールでアルトパートを担当した歌を、大人になってもアルトパートで歌ってしまう感覚でしょうか。
滅多に歌う機会のない江戸子守唄。カメコは今の今までこの事実に気付いていませんでした。
カメコは歌が上手です。それはカメコの母親からの遺伝だろうと言われていました。カメコの母親も歌が上手だからです。
カメコの父親はあるときこう言いました。
「俺の音痴を全く受け継がなくてよかったな」と。
カメコは笑ってしまいました。
子守唄だけは、お父さんの音痴を受け継いでしまったね。
「ママー?」
娘がカメコの顔を覗いています。
娘は夫の歌う、音程のきちんとした子守唄に親しんでいます。
「ごめんごめん。じゃあご本を読んであげる」
「やったー!」
カメコが父親から受け継いだ音痴の子守唄は、娘に継がれることはないでしょう。
それがどうしたと思うと同時に、カメコの胸裏に少しだけ寂しさが通り過ぎました。
―――――――――――――――――――
カメコは可愛い一人娘を、夫と二人で協力して育てていました。
いつも娘を寝かしつけるのは夫の役割ですが、今日は別のことで夫の手が離せないようです。
そのためカメコが寝かしつけることにしました。
「ママー、おうたをうたって」
「おうたって?」
「えっとねー、こもりうた。パパがいつも歌ってくれるの」
「へー、そうなんだ」
夫が寝かしつけるとき、カメコは別の部屋で作業をしているため、そのことは知りませんでした。
「子守唄って、ねんねーん、で始まるおうた?」
「そうそれ!」
「ふふ。わかった。じゃあ歌うね」
「うん」
「ねんねーん♪ ころーりーよー♪」
「ママ、おうたがへたー」
「えっ?」
このときカメコは、自分の子供の頃を思い出しました。
子供の頃、カメコを寝かしつけるのは父親の役目でした。そして父親はいつも子守唄を歌ってくれました。
父親の子守唄はカメコにとって心地よく、毎晩幸せな気持ちで眠りにつくことができました。
しかしカメコがある程度大きくなってから知るのですが、父親は酷い音痴だったのです。
当然、父親が歌う子守唄も酷い音痴。ですが幼いカメコにはその音程のズレが心地よかったのかもしれません。
そしてこのズレた子守唄が、無意識の内にカメコの耳に強く残っていたのでしょう。
例えるなら、学生時代の合唱コンクールでアルトパートを担当した歌を、大人になってもアルトパートで歌ってしまう感覚でしょうか。
滅多に歌う機会のない江戸子守唄。カメコは今の今までこの事実に気付いていませんでした。
カメコは歌が上手です。それはカメコの母親からの遺伝だろうと言われていました。カメコの母親も歌が上手だからです。
カメコの父親はあるときこう言いました。
「俺の音痴を全く受け継がなくてよかったな」と。
カメコは笑ってしまいました。
子守唄だけは、お父さんの音痴を受け継いでしまったね。
「ママー?」
娘がカメコの顔を覗いています。
娘は夫の歌う、音程のきちんとした子守唄に親しんでいます。
「ごめんごめん。じゃあご本を読んであげる」
「やったー!」
カメコが父親から受け継いだ音痴の子守唄は、娘に継がれることはないでしょう。
それがどうしたと思うと同時に、カメコの胸裏に少しだけ寂しさが通り過ぎました。
「息子のお陰」「7Good」
トリック:6票納得感:1票
カメコは最近物忘れが増えてしまい、困っています。
今日はパスワードを忘れてしまったのですが、息子があることを教えてくれたお陰で、カメコはパスワードを思い出すことができました。
息子は何を教えてくれたのでしょうか?
今日はパスワードを忘れてしまったのですが、息子があることを教えてくれたお陰で、カメコはパスワードを思い出すことができました。
息子は何を教えてくれたのでしょうか?
19年12月05日 22:53
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]
【ウミガメのスープ】 [フィンディル]
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正解条件:二文字目が「ス」
「なになに、『合言葉をカタカナで』と、そんな簡単な、えっとね……ん? えっとね、あ、えーと、あ、やばい出てこない、いや、えーと、あ、これ入り込んだわこうなると出てこない、えーとね、ナントカコードだったと思うんだけど、んー、キーコード? それっぽいな、それっぽいけどしっくりこない、あー、テレコード? テレコードではないな、これは違う、んーと、ニッポンコードー? それ線香だわ、でも、うん、コードは間違いないと思う、コードは間違いない、あーでも出ない出ない、仕方ない、こっちの縦三マスからいこう、ここわかると二文字目がわかるからね、『自分の子供が男性である場合の呼び方』と、息子だわ、これ息子でしょ、じゃあここが、ム、ス、コ、と、二文字目がス、二文字目がス……パス? あ、パスワード! パスワードだよ! パスワード! もう何でパスワードが出てこないかなー、本当もう駄目だわー、何でパスワードが、まーすっきりしたからいっか、よし、次だ次、というかコードちゃうやん」
「なになに、『合言葉をカタカナで』と、そんな簡単な、えっとね……ん? えっとね、あ、えーと、あ、やばい出てこない、いや、えーと、あ、これ入り込んだわこうなると出てこない、えーとね、ナントカコードだったと思うんだけど、んー、キーコード? それっぽいな、それっぽいけどしっくりこない、あー、テレコード? テレコードではないな、これは違う、んーと、ニッポンコードー? それ線香だわ、でも、うん、コードは間違いないと思う、コードは間違いない、あーでも出ない出ない、仕方ない、こっちの縦三マスからいこう、ここわかると二文字目がわかるからね、『自分の子供が男性である場合の呼び方』と、息子だわ、これ息子でしょ、じゃあここが、ム、ス、コ、と、二文字目がス、二文字目がス……パス? あ、パスワード! パスワードだよ! パスワード! もう何でパスワードが出てこないかなー、本当もう駄目だわー、何でパスワードが、まーすっきりしたからいっか、よし、次だ次、というかコードちゃうやん」
「早過ぎる交換」「7Good」
納得感:7票
カメオは最近替えたばかりの蛍光灯を、予備に買っておいた新しいものと交換した。
不良品だったわけでも、性能に差があるわけでもないのに、彼はなぜこんなことをしたのだろう?
不良品だったわけでも、性能に差があるわけでもないのに、彼はなぜこんなことをしたのだろう?
19年12月16日 14:35
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
【ウミガメのスープ】 [元灯台暮らし]
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最近替えたばかりの蛍光灯が突然消えてしまったため、変だと思ったカメオは念のため新しいものと取り替え、それでもやはりつかないので、元の方が故障しているなと判断した。
「気になる幼なじみ」「7Good」
良質:3票トリック:2票物語:1票納得感:1票
ある日の出来事【中学生・ナナミ編】
幼なじみで同級生のショウタ君と二人でお買い物。
実は、私は小さいころからずっとショウタ君のことが好きなの。
恥ずかしくて誰にも言ってないけど。
今日は二人きりでお買い物なので、内心ドキドキしていた。
するとふいに、ショウタ君が私の顔をのぞき込んできて…
「ナナミちゃんって、めっちゃエロイよね。」と言った。
えっ何?ショウタ君がそんな目で私のことを見てたなんて!
びっくりしすぎて呆然としていると、さらにショウタ君がこう言った…
「しようか?」
もう恥ずかしくなって、気が付いたら逃げるようにお店を飛び出していた。
ショウタ君のバカ!私たちまだ中学生だよ!なんてこと言うの。
【問題】ショウタ君は、なぜこんなことを言ったのでしょう?
幼なじみで同級生のショウタ君と二人でお買い物。
実は、私は小さいころからずっとショウタ君のことが好きなの。
恥ずかしくて誰にも言ってないけど。
今日は二人きりでお買い物なので、内心ドキドキしていた。
するとふいに、ショウタ君が私の顔をのぞき込んできて…
「ナナミちゃんって、めっちゃエロイよね。」と言った。
えっ何?ショウタ君がそんな目で私のことを見てたなんて!
びっくりしすぎて呆然としていると、さらにショウタ君がこう言った…
「しようか?」
もう恥ずかしくなって、気が付いたら逃げるようにお店を飛び出していた。
ショウタ君のバカ!私たちまだ中学生だよ!なんてこと言うの。
【問題】ショウタ君は、なぜこんなことを言ったのでしょう?
18年09月14日 23:08
【ウミガメのスープ】 [三番目の共鳴]
【ウミガメのスープ】 [三番目の共鳴]
幼なじみに初恋なんて憧れますね
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ある日の出来事【中学生・ショウタ編】
幼なじみで同級生のナナミちゃんと二人で買い物に行くことになった。
小さい頃からお世話になっているご近所さんが入院したので、お見舞いの花を二人で買うことになったんだ。
お店に着いて、近くでナナミちゃんの顔を見て思った。
ナナミちゃんの目って、黒というより少し茶色っぽいんだよね。
「ナナミちゃんって、目、茶色いよね。」
あれ?ナナミちゃんが固まっている。そうか、気にしてたんだ…悪いこと言っちゃったのかな?
そうだ!話題を変えなくちゃ!
僕は、あわわてて近くに置いてあった商品のネームプレートを読んでみた。
「しようか?」
ナナミちゃんが逃げるように走って出て行ってしまった。
目の色が薄いことを、そんなに気にしてたんだ…
ひどいこと言っちゃったな…後で謝っておかなくちゃ…
その花の名は一般的には、しようか ではなく紫陽花(あじさい)と読むことをショウタが知ったのは後日のことだった。
幼なじみで同級生のナナミちゃんと二人で買い物に行くことになった。
小さい頃からお世話になっているご近所さんが入院したので、お見舞いの花を二人で買うことになったんだ。
お店に着いて、近くでナナミちゃんの顔を見て思った。
ナナミちゃんの目って、黒というより少し茶色っぽいんだよね。
「ナナミちゃんって、目、茶色いよね。」
あれ?ナナミちゃんが固まっている。そうか、気にしてたんだ…悪いこと言っちゃったのかな?
そうだ!話題を変えなくちゃ!
僕は、あわわてて近くに置いてあった商品のネームプレートを読んでみた。
「しようか?」
ナナミちゃんが逃げるように走って出て行ってしまった。
目の色が薄いことを、そんなに気にしてたんだ…
ひどいこと言っちゃったな…後で謝っておかなくちゃ…
その花の名は一般的には、しようか ではなく紫陽花(あじさい)と読むことをショウタが知ったのは後日のことだった。