勇気が出なくて本命チョコをセイジに渡せなかった由愛は、セイジの幼馴染である江子に代理でチョコを渡してもらうように頼んだ。
しかしセイジは由愛の本命チョコの受け取りを拒んだ。
その後、セイジの手だけが冷えていった理由を説明せよ。
しかしセイジは由愛の本命チョコの受け取りを拒んだ。
その後、セイジの手だけが冷えていった理由を説明せよ。

No.6[五条断]02月14日 23:5502月14日 23:58


セイジはエコ?じゃなくてユア?からのチョコだと分かっていて拒否ってますか?


YES! 良い質問です (エコとユメです。意味は特にないです) [良い質問]
No.20[霜ばしら]02月15日 00:0602月15日 00:09


俺はお前が好きなんだよ!の壁ドンですか?(-'_'‐)
1+



バレンタインデー中に出題しようとしたんで粗は多いですが、、読んでやってください/// [正解]
No.21[とかげ]02月15日 00:0702月15日 19:59


中二病なので「俺の右手がうずいてな……今受けとるとお前に危害が及ぶぜ……」と闇が宿りし右手を寒空にさらしますか?
1+



愛する人を危険から遠ざけるために孤独を選ぶスーパーヒーローませんw
参加者一覧 6人(クリックすると質問が絞れます)
全員






真相:他の子からの本命チョコは受け取れない。俺が好きなのは江子なんだよ。 と、セイジは江子に壁ドンしたので、手だけが冷えていった。
・
「江子ちゃーん。江子ちゃんってセイジくんと幼馴染だよね?このチョコレートをセイジくんに代わりに渡してくれないかな? どうしても渡す勇気が出なくって……」
「セイジに? 良いよ良いよ! 私も幼馴染の務めとして義理チョコ渡す用事があったから、任せといて!」
「ホント!? ありがとう! 私からの本命チョコだってちゃんと伝えてね! ハートの形の手作りチョコだから!」
「勿論!」
セイジの部活が終わる夕暮れに、校舎の出入り口でセイジをつかまえた江子。
「セイジー。ハッピーバレンタイン!」
「江子。もしかして、チョコくれるのか?」
いつの頃からかクールに振る舞うようになっていたセイジだったが、今だけは幼馴染の江子のよく知るヤンチャ小僧の面影があった。
「お、嬉しそうじゃん? なんと、由愛ちゃんからの本命チョコだよー!」
それを聞いたセイジの表情がスッと険しくなる。
「…………受け取れない」
「えっ」
「気持ちは嬉しい。だけど、そのチョコは受け取れない。江子から他人の本命チョコを受け取るわけにはいかない」
「いやいやいや! 私が渡すのでも由愛ちゃんの気持ちは変わらないから! 受け取りなさいよ! 女の子の本気の想いを何だと思ってるのよ!」
「――好きな奴から他人の本命チョコを渡される俺の気持ちはどうなるんだよ」
「……な、にを言って」
セイジは江子に一歩近づいた。
そのことに思わず後ずさりした江子だったが、背中が壁にぶつかってしまった。
尚もセイジは江子に迫り、壁に手をやると江子の逃げ場を奪った。
「江子」
「やっ……近っ……」
「俺は、お前から他人の本命チョコなんて受け取らないから。俺の言ってる意味、分かるか?」
「そんな……いきなり言われても……」
「俺が好きなのは江子なんだよ」
「ひぅっ!?」
気付けば随分と男らしくなっていて、でもふとした時に見せる表情は昔のままで。今までもこれからも、腐れ縁は続いていくと思っていたのに。
そんな、友人だと思っていた幼馴染に耳元で愛の言葉を囁かれた江子は、受け取られなかった由愛の本命チョコを胸にかき抱いて縮こまることしかできなかった。
「返事は……聞かせてもらえないのか?」
「だ、だって、私、幼馴染で……」
「俺は幼馴染の江子が好きだ」
「~~~~っ!?」
「江子」
気持ちをぶつけるように何度も幼馴染の名前を呼ぶセイジ。
だが、真っ赤な顔を俯けたまま動かなくなってしまった幼馴染に流石に困ってしまったセイジは、壁から手を離して空気を緩めるように柔らかく言った。
「なあ、江子はチョコくれないのか?」
「……あ、あるけど、その……義理チョコ、なんだけど……」
それを聞いたセイジは、悲しさと悔しさとをにじませた笑顔を浮かべた。
「そっか……。じゃあ、そのチョコは受け取れないや。たとえ告白を断られるにしても、前もって用意してたチョコを返事にはされたくない。ゴメンな、用意してくれたのに」
「…………」
もう何を言えば良いのかも分からない江子にセイジは努めて明るく振る舞った。
「驚かして悪かった! じゃあな、また明日! ……でも俺、本気だから」
背を向けながらセイジが発した最後の言葉が、江子の耳に張り付いて離れなかった。
ハートが溶けて崩れていることに、江子はまだ気付いていない。
・
「江子ちゃーん。江子ちゃんってセイジくんと幼馴染だよね?このチョコレートをセイジくんに代わりに渡してくれないかな? どうしても渡す勇気が出なくって……」
「セイジに? 良いよ良いよ! 私も幼馴染の務めとして義理チョコ渡す用事があったから、任せといて!」
「ホント!? ありがとう! 私からの本命チョコだってちゃんと伝えてね! ハートの形の手作りチョコだから!」
「勿論!」
セイジの部活が終わる夕暮れに、校舎の出入り口でセイジをつかまえた江子。
「セイジー。ハッピーバレンタイン!」
「江子。もしかして、チョコくれるのか?」
いつの頃からかクールに振る舞うようになっていたセイジだったが、今だけは幼馴染の江子のよく知るヤンチャ小僧の面影があった。
「お、嬉しそうじゃん? なんと、由愛ちゃんからの本命チョコだよー!」
それを聞いたセイジの表情がスッと険しくなる。
「…………受け取れない」
「えっ」
「気持ちは嬉しい。だけど、そのチョコは受け取れない。江子から他人の本命チョコを受け取るわけにはいかない」
「いやいやいや! 私が渡すのでも由愛ちゃんの気持ちは変わらないから! 受け取りなさいよ! 女の子の本気の想いを何だと思ってるのよ!」
「――好きな奴から他人の本命チョコを渡される俺の気持ちはどうなるんだよ」
「……な、にを言って」
セイジは江子に一歩近づいた。
そのことに思わず後ずさりした江子だったが、背中が壁にぶつかってしまった。
尚もセイジは江子に迫り、壁に手をやると江子の逃げ場を奪った。
「江子」
「やっ……近っ……」
「俺は、お前から他人の本命チョコなんて受け取らないから。俺の言ってる意味、分かるか?」
「そんな……いきなり言われても……」
「俺が好きなのは江子なんだよ」
「ひぅっ!?」
気付けば随分と男らしくなっていて、でもふとした時に見せる表情は昔のままで。今までもこれからも、腐れ縁は続いていくと思っていたのに。
そんな、友人だと思っていた幼馴染に耳元で愛の言葉を囁かれた江子は、受け取られなかった由愛の本命チョコを胸にかき抱いて縮こまることしかできなかった。
「返事は……聞かせてもらえないのか?」
「だ、だって、私、幼馴染で……」
「俺は幼馴染の江子が好きだ」
「~~~~っ!?」
「江子」
気持ちをぶつけるように何度も幼馴染の名前を呼ぶセイジ。
だが、真っ赤な顔を俯けたまま動かなくなってしまった幼馴染に流石に困ってしまったセイジは、壁から手を離して空気を緩めるように柔らかく言った。
「なあ、江子はチョコくれないのか?」
「……あ、あるけど、その……義理チョコ、なんだけど……」
それを聞いたセイジは、悲しさと悔しさとをにじませた笑顔を浮かべた。
「そっか……。じゃあ、そのチョコは受け取れないや。たとえ告白を断られるにしても、前もって用意してたチョコを返事にはされたくない。ゴメンな、用意してくれたのに」
「…………」
もう何を言えば良いのかも分からない江子にセイジは努めて明るく振る舞った。
「驚かして悪かった! じゃあな、また明日! ……でも俺、本気だから」
背を向けながらセイジが発した最後の言葉が、江子の耳に張り付いて離れなかった。
ハートが溶けて崩れていることに、江子はまだ気付いていない。
20年02月14日 23:51
[異邦人]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
異邦人>>皆さんご参加ありがとうございました! バレンタインデーですから甘いスープをと、奇声をあげながら作らさせていただきました。 ……って、皆グロいの想像してた!! 何らかのミスリードになるかなとは思ってましたが、こうなるとはw[編集済]
[15日00時11分]


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