霊感少女と交通事故？

「え？探偵さんもしかして見えない系？もちろん、幽霊の事だよ！」

「えへへ、私、幽霊が良く見えるんだよね。昔からの友達だよ！今回の子は違うけど...お願いってのもその子が関わってて...」 [編集済]

「いいよー！その子、名前は雛って言うんだってー！ちょっと前に見つけたんだけど、思ってたより怖...ごめん謝るから頰抓らないで！！...さっき電話してた時は殺されかけた...人見知りさんなんだね」

「あ、そうなの！あのねあのね、雛ちゃん、なんか交通事故で死んじゃったらしくて...でも腑に落ちなさすぎるから詳しく調べてくれって頼まれたのよ。私も頑張ってみたけど、もう無理！探偵さんなら、私が気付かないような事、分かるかなって思って...お願い！雛ちゃんが成仏出来るよう、この交通事故を解決してくれない？」 [編集済] [良い質問]

「んー、それがね〜この事故に関しては『事故じゃない...はず』とか曖昧なんだよー！ハッキリして欲しい所だね！( *｀ω´)」 [良い質問]

「なんか、よく覚えて無いんだって。幽霊は自分が死んだ時の状況は覚えているはずなのに...そんなに凄い事故だったの？」 [編集済] [良い質問]

「別に謝らなくても良いよ！探偵さんでも冗談は言うのね(笑)」

「されて無いのは覚えてるって。でも、そしたらなんで状況を覚えてないのかな？もっと凄い死に方をした幽霊でも状況覚えてたのに...」 [編集済] [良い質問]

「ok！......えーと、歩いていたら、車が目の前に来て、そこからは知らないって。事故以外の記憶も抜けているのがあるみたい。そんなにショックな事があったの？」 [編集済] [良い質問]

「おー！それだー！早速呼んで...ってあれ沙梨ちゃんじゃない？」(物語が進展しました！) [良い質問]

「違う違う！私鏡原って子知らないし！雛ちゃんの苗字花城だし！...って雛ちゃんどったの？え？なんか聞き覚えがある？まぁ鏡原といえばこの街じゃ有名だからじゃないの？」 [編集済] [良い質問]

「あれっ知らないのですか？大手企業の社長の娘さんですよ。名前は鏡原雛って言って、隣のクラスなんです」 [良い質問]

「聞き覚えはあるけど、詳しくは思い出せない...って大丈夫？頭痛そうだけど...」 [良い質問]

「そうですね、主に電化製品を取り扱っていますね。テレビとかはほぼこの会社の物ですよ」 [編集済]

「そうなるね。となると事件とかなのかなぁ？」

「あるけど、日常的に通ってたから何の関係も無さそうだ、って言っているね」

「事故現場は〇〇通りにある雑居ビルの方みたい。秋になると花が綺麗なのよ！でもちょっと気がかりが...」 [編集済]

「うん、この事故って何故か報道されて無くて...だから調べるの大変だったの」 [編集済] [良い質問]

「了解！できる限り伝えるね！」(まとメモ更新します) [良い質問]

「鏡原さん、ですか？うーむ、分かりませんが、連絡は取れるかと。ちょっとケータイ取って来ますね！」

「鳥の雛のように転んでも歩み続けるように、だって」

「うん。でもねぇ、雛ちゃん物凄く嫌そうな顔するの。『なんかよくわかんないけど、あいつらはアタシの親じゃない』とか。反抗期かな？」 [良い質問]

「...いない、ってさ。そもそも友達いないって...えぇ...そこは覚えてるのね」 [編集済]

探偵さんは自身のスマホで検索してみましたが、ブログなどは無く、夢李が言っていたデマなどしかありませんでした。 [良い質問]

どうやらネットの週刊誌からのようです。事故の映像を見て、鏡原雛と勘違いした人が増えたようです。余程似ていたんですね [編集済]

「！！ 成る程、関係してるかも！雛ちゃん、鏡原って言葉聞き覚えあるみたいだし、抜けている記憶にも繋がりそう！」 [良い質問]

「ただいま帰って来ました〜。...事故ですか？いえ、私は事故については何も知らないです」

「うーむ、匿名だったからわかんないや」

「お！どうした？なんかドス黒いオーラ放ってる;;あ、なんか少し思い出したって」

「犯人は飲酒とか言ってたが違う...あいつは明確な意思を持ってアタシを撥ねた...？え、事故じゃないってそういう事？」 [良い質問]

「さっき言った事と、以前は鏡原について調べてたって事ぐらいみたい」 [良い質問]

「おおう！？待って聞き取れない！悪霊になりかけてるから！」「ふーむ...」(物語が進展しました！) [良い質問]

「ね。皆が見間違える位だもん。でもなぁ、だったらなんで報道されてないのか分かんないんだよね。何か裏であったのかな？」 [良い質問]

「鏡原雛の事だな？ネットで見つけた。社長は一時不倫騒動になったとか。...でも、なんでアタシはこんな事調べていたんだ？」

「...アイツら、アタシの親じゃない！今までどれだけ苦労してきたのかも知らないで！！元に戻さなかったのはそっちの癖に、なんでアタシがこんな目に遭わないといけねぇんだ！どうせ目先の欲に負けたんだろ？死んだ後も悲しんで無いんだあの人でなし！！...悪りぃ、ついカッとなっちまった」 [良い質問]

「アタシ、取り違え子らしくてな。普通なら気づいたらすぐ元の親に返すと思うんだが、それをずっと行わなかったんだ。小さい時からずっと、な」 [編集済] [良い質問]

「ぐっ、頭がいてぇ...でも、痛むってことはそうなんだろうな」 [良い質問]

「時間は...まだ大丈夫ですね。では早速向かいましょう！」(物語が進展します！)

「鏡原雛さんは分かりますが...花城雛さんについては分かりません。何かあったのですか？」

「事故...？そういえば、うちの病院に大怪我を負った子が運ばれて来ましたが...詳しくは聞かせて貰えませんでした」 [良い質問]

「勿論です。廊下を歩いていたら、大怪我を負った子が運ばれて行って、そのまま手術室に向かったんです。私は入る事は出来ませんでしたが、しばらくして皆さんが悲しそうな顔で出て来まして...それでその子の死を察しました。私はその子の記録を取ろうとしたのですが、上司に止められて...聞いても聞いてもその理由は答えてはくれませんでした」 [編集済]

「え？私、この病院では赤ちゃんの取違は無い、と皆さんから聞いていたのですが...何年前か教えて頂けたらその年にいた先輩方を呼びますよ」 [良い質問]

「承知致しました。しばらくお待ち下さいね」

「ええ。私はその時手術室にいたわ。懸命に治療したのだけれど、やっぱりダメで...手術室から出た後、院長と誰かが話しているところを見たわ。それから、事故と彼女について調べようとしたけれど、上司に止められたわね」 [編集済] [良い質問]

「！？ そ、そんな......あの時だけだと思っていたけど、まだ続いていたのね...！」 [編集済]

「......よく、分かりましたね。その件はあの時に居た人にしか分からない筈なのに...」 [良い質問]

「身体のあちこちの骨が折れていて、頭部からは出血、更にいくつかの擦り傷など、かなり酷かったですね...」

「事故の真相を突き止める為、なのですよね？分かりました。ですが、あまり騒がないでくださいね。ーーあの時、見知らぬ男達が病院にやって来て、院長と話していたのです。内容は聞き取れませんでしたが...そして男達が去って行った後、院長が私にこう言ったんです。『あそこの花城さんと鏡原さんの赤ちゃんのネームプレート、逆だったようだから交換してくれ』と。その時は言われるがままでしたが、あの後気が付いたんです。あの二人は元々ネームプレートは合っていて、私が逆にしたせいで取り違えられた事に。」続きます。 [編集済] [良い質問]

「いいえ。鏡原社長ではありませんでした。それに2人程いたので...」

「スーツ姿で、威圧感がありましたね。名刺も出してたようですし、どこかの人間かと」

「......少し、思い出してきたぞ...そうだよ、アタシは最初から隠されて、殺されたんだ...でも、何でだったんだ？理由を知っている筈なのに、思い出せない...」 [良い質問]

「申し訳ありませんが、話は出来ないです」

「勿論ですよ。...確か、15年程前に来た人達のような感じでしたが、今回はスーツケースを持っていましたね」 [良い質問]

「あるかもしれねぇ...でも、その調べていた時の記憶が一番曖昧で...」 [編集済] [良い質問]

「すみません。分からないんです」

「それは無い筈だ。取違については昔から知っていたからな」

「様子、ですか？そうですね、どちらも大きく喜んではいませんでした」 [良い質問]

「いいえ、来ていませんでした」

「いいえ、こちらも来ていませんね」

「渡したかと思います。エレベーターに乗って行って、帰る際には手ぶらでしたので」 [良い質問]

「いや、違う筈だ。そんなだったらアタシすぐ悪霊になっていたと思う。確証は無いけど...」

「『大切に育てるからな』と鏡原さんの方が言っていましたね」

『鏡原社長が不倫！？相手はクラブのキャバ嬢で、かなりの熱愛っぷり』という見出しの下には、繁華街にて手を繋いでいる鏡原社長と不倫相手の写真だった。ホテルにも行っていたらしい。 [良い質問]

「一回だけある。あまりにも酷い扱いを受けていたから、耐えきれなくなって抗議したのさ。そしたら、『お前は私達の子じゃないからだ』ってよ。どういう事か問い詰めたら、取違の子って...あいつら、まるでなんとも思っていない態度だったぞ」

約14年前に発覚した出来事のようです。 [編集済] [良い質問]

「見せて貰っても？......メイクが濃いのであれですが、雰囲気とか目の形とかは花城さんに似ていますね。こういう所を見ると、鏡原さんとは若干違うのですね」 [良い質問]

『本日、我々は鏡原社長とキャバ嬢が手を繋いで歩いて行く姿を目撃した。その女性はN.T(プライバシー保護の為イニシャル)、この繁華街一番のキャバ嬢だ。前に養子の赤ちゃんを迎え入れたというニュースの次はこれだ。養子の鏡原雛ちゃんにも影響がないか不安の声が上がっている』という風に書かれています。 [編集済] [良い質問]

「これは......アタシが見つけた記事...なのか？あの写真の女、は、うぅ...知っているはずなのに、思い出せねぇ...」 [良い質問]

「.........そう、か。」 [編集済] [良い質問]

はい(物語が進展します) [良い質問]

「事故？すみません、その日は朝から晩までパーティーなどの用事が入ってて、分かりませんの。...もしかして、今日母が言っていた事と関係が？」 [編集済]

「いいえ。ありません。関係というのは、どういう事です？」

「何故私が狙われなければいけないのですか！？私は両親とは血縁関係がありません。狙うならパーティー会場にでも突っ込むはずでは？私はこの日、外に出られなかったんです！」

「『...早めに約束した場所に向かって、花を添えて。そこはある不幸な子が亡くなった場所なの』と言われました。その時の母は、とても申し訳無さそうな顔でした」 [編集済] [良い質問]

「...え？取り違えられた...？...！ 探偵さん、もう一度あの不倫騒動の記事を見せて下さい！！」 [良い質問]

「そんな...彼女には、罪は無いはずなのに...」「......」

「一度だけ、ですが読んだ事があります！どれ、失礼しますよ............もしかして、この方って」 [編集済] [良い質問]

「いいえ。一度も聞かされたことは無いです」

「残念ながら。」

「用事の件もありますが、親から今日はあまり外に出ないで欲しいと言われていたもので。ちょっと違和感がありましたね」 [良い質問]

「以前、不倫騒動の記事を読んで、写真の女性がどこか似ているなって思っていたんですの。コメント欄でも隠し子説がありましたし。あ、さっき見たら消去されてましたけど。でも、養子の私には父と血縁関係が無い。だから隠し子説は無いと思ったのですが...取り違えと聞いて、まさかと思って」 [良い質問]

「そうですね、父がこの日はやけに優しかったです」 [良い質問]

「じゃあなんで、アタシは殺された？」 [編集済] [良い質問]

「ええと、母はどこか悲しそうにしてて、父は事故の日以前から何か嬉しそうでした」 [良い質問]

「はい。普段は、ちゃんとマナーは守りなさいだとか、若干厳しい方でしたよ」

「ああ、それですか。あの時は、きっと不幸だったが故に亡くなってしまったのかと、可哀想だと思ったからそう言っただけです...」

「......『罪は無いのに』って言葉。そんな事、前にも思ってた気がする」 [編集済]

「別に。ちょっと、悲しくなって」

「そうですね...『やっと望みが叶う』って父が言っていたような...？」 [良い質問]

「成る程...あとは何故邪魔に思っていたか、ですね！」 [良い質問]

「いえ...一度も言いませんでした。でも、なんか隠しているようで...」 [編集済]

「取り違えがワザとだったという前提でいきますわね。もしワザと取り違えた理由が『不倫相手との子が欲しかった』だったら、納得がいきませんか？私は母には似ていないのです。あのコメント欄で、不安が膨らんでいたのですが、貴方の話を聞いて確信に変わっていったのです」 [編集済] [良い質問]

「うーん、微妙ですわね...あまり一緒にはいないです」

「当然です。」

「謎の男達？特徴を教えて頂けませんか？」 [良い質問]

「会った事は無い...会いたいとも思わない。アタシは、きっと捨てられたんだ」

「...もしかして、スーツ姿で、若干の威圧感がありましたか？」 [良い質問]

「はい...父が部下の中でも信頼を置いている方です。私が生まれる前からいるそうで」 [良い質問]

「.........そうだよ...！全部思い出した！そうだ、あいつが犯人だ！」 [正解]