これだからサプライズはやめられない。
3年生の教室を出て、トイレにいるであろう友達のところに向かう。
今日は年に一度の大切な日。みんなでサプライズをしようと思ってる。
今日という日のため、入念に計画を立てた。
そのために、参加する先輩や友達に今日の段取りを確認して回る。発案者の僕がね。
トイレに居た友達に確認できた後、全員のところにちゃんと回った。ピアノを弾いてたり、本を読んでたり、特に何もせずに変なところで立ってたり、まぁ人それぞれ自分がしたいことをしてた。
でも、誰も今日の計画は忘れてない。
それがすぐにわかって安心したよ。
今からでも、どんな顔するのか楽しみで仕方ない。ちゃんと楽しんでくれるか不安もあるけど、きっと大丈夫だろう。
窓から校門の方を見てみると、校門の前には、他校のやつらが数人。あいつらは、結構一緒に遊んでる僕の友人たちで、この学校に来るよう声をかけといた。サプライズに参加してもらうためにね。
待たせるのも悪いし、急いで行った方がいいかな。
そして、僕はあいつらのところに向かっていった。
うまくいった。
いい顔してくれたなぁ。
友達もみんな楽しそうだった。
｢あぁ、いい天気だ。｣
僕は笑った。
一人ぼっちになったから。
状況を説明しなさい。
No.1[あさひ]08月29日 08:5008月29日 09:01
No.2[あさひ]08月29日 08:5208月29日 09:01
No.3[あさひ]08月29日 09:0808月29日 09:16
No.4[ku:ro]08月29日 09:0808月29日 09:16
僕以外の全員が死んだからひとりぼっちになりましたか？
Noですが、ある意味でYes
[編集済]
[良い質問]
No.5[トイツ玉子]08月29日 09:1808月29日 09:28
No.6[ku:ro]08月29日 09:2208月29日 09:28
No.7[リンギ]08月29日 09:3308月29日 09:38
No.8[ku:ro]08月29日 09:3408月29日 09:38
No.9[ku:ro]08月29日 09:3708月29日 09:38
No.10[あさひ]08月29日 09:3808月29日 09:39
僕のサプライズ自体は死人が出る事件と関係ありませんか？
No.11[リンギ]08月29日 09:4108月29日 09:44
Yes、ですが解答にはまだ不十分な点が多いです。
[良い質問]
No.12[ku:ro]08月29日 09:4808月29日 10:03
校門にいる他校の生徒は、サプライズを仕掛けられる側ですか？
No.13[リンギ]08月29日 09:5008月29日 10:03
No.14[飛びたい豚]08月29日 09:5308月29日 10:03
No.15[リンギ]08月29日 10:0608月29日 10:17
No.16[ku:ro]08月29日 10:1008月29日 10:17
サプライズのターゲットは他校の生徒以外にいますか？
No.17[ギー太]08月29日 11:1008月29日 11:22
他校の生徒相手に、学校の幽霊たちと共謀して学校の怪談を仕掛けますか？
[編集済]
No.18[ギー太]08月29日 11:1308月29日 11:22
5確認 僕は現在も過去にも死んでいない、生きている人間ですか？
No.19[ギー太]08月29日 11:2408月29日 11:38
No.20[ku:ro]08月29日 12:1108月29日 12:33
幽霊たちはサプライズの後に成仏していなくなりましたか？
No.21[ブラダマンテ]08月29日 13:2208月29日 14:43
No.22[じんタコス]08月29日 15:0508月29日 15:54
先輩や友達は他校の生徒に直接的に、または間接的に殺されましたか？
No.23[ブラダマンテ]08月29日 15:0508月29日 16:13
Yesです。他校の人たちを殺さないつもりだった……とかではない、って意味で。
[編集済]
[良い質問]
No.24[ku:ro]08月29日 16:1808月29日 16:37
No.25[あさひ]08月29日 16:2408月29日 16:37
No.26[ku:ro]08月29日 17:4808月29日 18:03
No 幽霊たちの目的は生者の魂の確保ですね。
[良い質問]
No.27[ギー太]08月29日 19:2108月29日 19:29
僕は幽霊である友達と共謀して、他校の生徒を呼びつけて学校の怪談（音楽室からピアノとかトイレの花子さんとかだと思います）というサプライズ（実は幽霊たちに魂を取られて死ぬ）をした、というところまでは合っていて、あとはラスト3行を解読すればFA、と考えて良いですか？
[編集済]
No.28[ギー太]08月29日 19:2208月29日 19:29
僕がひとりぼっちになった、とは、他校のやつらが死んでいなくなったから、ですか？
No.29[ギー太]08月29日 19:3008月29日 19:32
僕にとって、ひとりぼっちになったことは嬉しいことだったのですか？
No.30[ギー太]08月29日 19:3108月29日 19:32
28より 陽の光が差すうちは幽霊の友達も消えるからですか？
30突破ヒント！
27について。
FA条件はラスト3行の解読は必須ですが、もちろん他の部分もヒントになってます。
No.31[ku:ro]08月29日 19:4108月29日 19:49
No.32[ku:ro]08月29日 19:4308月29日 19:49
サプライズが「年に一度の大切な日」でなければいけない理由がありますか？
[編集済]
No ｢サプライズ｣を年に一度行っている、で十分ですよ。
[良い質問]
No.33[ku:ro]08月29日 19:5808月29日 20:05
No.34[青野]08月29日 20:2308月29日 20:34
Yes ｢友達｣、｢先輩｣の正体ですがそれ以上の関係はありませんね
[良い質問]
No.35[あさひ]08月29日 20:3708月29日 20:44
No.36[あさひ]08月29日 21:0008月29日 21:09
他校の友人は過去僕にいじめなどで危害を加えていましたか？
No.37[あさひ]08月29日 21:3408月29日 21:36
No.38[リンギ]08月29日 22:5308月29日 23:09
サプライズ現場である学校の生徒では成立しませんか？
No.39[ギー太]08月30日 09:0408月30日 09:15
23,36より 僕の主たる目的は、「他校のやつらを殺すこと」以外の何かでしたか？
No.40[ギー太]08月30日 09:0408月30日 09:15
No.41[ギー太]08月30日 09:1908月30日 09:22
僕の行動の理由について、霊たちに関する特定の設定を想定する必要はありますか？（例えば「友人の霊に生者の魂を捧げることで1年間封印すること」みたいな特殊設定が必要か、ということです）
[編集済]
No ｢霊たち｣は特殊じゃないんですよ
[編集済]
[良い質問]
No.42[ギー太]08月30日 09:2508月30日 09:41
41 僕の行動原理を特定する上で、本問の非現実要素に関して、「霊が実在する」というだけではなく、何らかの設定を特定する必要がありますか？
[編集済]
No.43[ギー太]08月30日 09:2608月30日 09:41
本問でサプライズと表現される特殊な儀式を行なうことによって、僕は一定期間、霊に取り憑かれずに「ひとり」でいられる状態を得られるのですか？
Yes ですが、僕の一番の目的ではありません。
[編集済]
[良い質問]
FAにあと必要なのは、｢僕｣がいる場所と｢僕｣が笑った理由です。
No.44[リンギ]08月30日 10:5708月30日 11:07
No.45[リンギ]08月30日 11:3108月30日 11:32
No.46[リンギ]08月30日 11:3508月30日 11:40
No.47[MiYa]08月30日 12:1108月30日 12:17
天気とは、晴れや雨などの気象状態の事で間違い無いですか？
No.48[MiYa]08月30日 12:1408月30日 12:17
このお話に僕、幽霊、他校の生徒以外の登場人物は存在しますか？
No.49[リンギ]08月30日 14:0508月30日 21:43
いい天気というのは、月がきれいに見えている、ということですか？
No.50[リンギ]08月30日 14:0508月30日 21:43
No.51[ku:ro]08月30日 18:2408月30日 21:43
僕がいる場所はサプライズが行われた廃校以外の場所ですか？
No.52[リンギ]08月30日 21:5008月30日 22:03
No.53[ku:ro]08月30日 22:0508月30日 22:07
No ｢ある感情｣が理由で笑いました。
[良い質問]
No.54[リンギ]08月30日 22:1308月30日 22:17
No.55[リンギ]08月30日 22:2708月30日 22:30
No.56[MAKO]08月30日 22:2708月30日 22:30
No.57[MAKO]08月30日 22:3308月30日 22:47
No.58[エルシード]08月30日 22:4508月30日 22:47
僕は幽霊にしか友達がおらず、廃校に肝試しに来る他校生に幽霊をけしかけてとり殺させた。とり殺された人々は幽霊となり僕は友達が増えた。1人になったのは生きた人間が僕だけということですか？
No.59[MAKO]08月30日 22:5108月30日 22:52
僕は友達や先輩が満足したのを見て安堵から笑いましたか？
No.60[リンギ]08月30日 22:5108月30日 22:53
僕は人間ではなく幽霊と友情を育んでいて、他校の生徒を呼び出し幽霊のエサにする。ことが終わってから屋上に行き文字通り『人』のいない風景に安心して笑ったのですか？
No ですが、条件は満たしているので正解にして、解説だします。
[正解]
参加者一覧 12人（クリックすると質問が絞れます）
全員
FA条件:｢僕｣は幽霊である｢友達｣に年に一度、生者を送っていること。
｢僕｣が｢友人｣を騙し、廃校を(1階から登るように)回って、幽霊の元に連れていき、｢僕｣が屋上にいること。
｢僕｣は安堵で笑っていたこと。
舞台は廃校。
｢友達｣や｢先輩｣は幽霊。生きている人の魂が欲しい。
ただ、完全に廃校は立ち入り禁止で近所の子供たちは誰も近寄ってくれなかった。
しかし、幽霊たちに不満はなかった。それは｢僕｣と幽霊の契約に関係する。
年に一度、生きている人間である｢僕｣が十分な数の人間を連れてくる。かわりに｢僕｣を殺すな。
もしこれが守られなかったら｢僕｣の魂はくれてやる。
その契約のおかげで幽霊たちはこの校舎から出ることはない。
｢サプライズ｣は、生者を幽霊のところに連れていくこと。｢あいつら｣を驚かせるという意味で。
｢あいつら｣、つまり｢友人たち｣は生者たち。｢僕｣に廃校の七不思議を聞き、順繰りに回っていく…。その道中で一人、また一人と消えていくが、｢僕｣に気づかぬうちに誘導されて一緒に来た友人を探すことなく進んでしまう…。
1階を回って、2階を回って、3階も回り、
そして、最後に3階の教室で｢先輩｣に生者を与えたあと、さらに｢僕｣は階段を上って屋上へ。
空を見上げると満天の星空。
｢僕｣は呟く。
｢あぁ、いい天気だ。｣
そして、笑う。
この不安定な幽霊との利害関係を。
もし失敗したら死ぬかもしれない、そんなスリルを切り抜けた喜びで。
たった一人、自分が『また』生き残っていることを噛み締めて。
これだ。
1つのミスも許されない緊張からの解放感。
この暴力的と言えるほどの安堵。
何度感じても『最高』だ。
これだから｢サプライズ｣はやめられない。
｢僕｣は笑った。
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