花束

カメオとカメコの出会いは突然に。

その日なんやかんやで花束を買う用事があったカメコは、近所の花屋である「フラワーショップらてらて」に立ち寄った。カメオはその店員であり、カメコの応対をしたのであった。
カメオ「……円、丁度お預かりしました。では、こちらが商品とレシートです。」
カメコ「はい、ありがとうございます。」
カメオ「ありがとうございました。またお越し下さいませ。」
「(さっきの人…優しそうで綺麗な女性だったな……って、何を考えてるんだ僕は…仕事仕事…)」
カメコ「(さっきの花屋さん、男の人が店員なのって珍しいな。それに、感じの良さそうな人でちょっとイケメンだったような……って、何を考えてるんだ私は…)」

その後なんやかんやでカメオとカメコは交際することになり、さらに紆余曲折あって数年後には二人はお互いに結婚を意識するようになっていた(その過程については考えるのが面ど……ではなく本筋とは関係がないので省略します)。

そしてカメオはある日ついに、花屋の店員らしくカメコに花束を渡し、カメコにプロポーズをしたのであった。
「カメコさん、僕と結婚してください！」
差し出された花束を受け取ったカメコは嬉しそうに、
「……はい。こちらこそ、ふつつかものですがよろしくお願いします。」

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