新元号を当てた哀れな男」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
あるところに、借金を背負った男が居た。
ある時、借金取りに「新元号を当てたら借金はチャラにしてやる、但し予想していいのは一つだけだ」と言われ、男は必死になって新元号を予想した。


遂に新元号が発表され、「令和」に決定した。それを聞いた男は大喜びで借金取りに電話し、待ち合わせの場所へ向かう。

「当たりましたよ!これで借金は無しですね!」
「ん?何の話だ?」
「何の話って、私確かに新元号を『令和』と予想しました!その証拠に、私が書いた『令和』という文字の下に『この予想が当たった暁には、借金を帳消しにする』という文と借金取りさんのサインが書かれた紙がここにあります!」

男は鞄からその証明書を取り出し、借金取りに手渡す。
借金取りはその紙をまじまじと見た後
「やっぱり借金は帳消しにできねぇなぁ」
と男に向かって言った。

実際証明書には男の言った通りのことが書かれていたのだが、借金取りは何を根拠にこのようなことを言ったのだろう?
19年04月01日 19:06 [Punko] [令和]
【ウミガメ】
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