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ある博士が恐ろしいものを生み出した。
完全犯罪を可能としたアサシンロボットだ。

証拠を一切残さず(カメラに映らない、
被害者の指紋や血痕は特殊な浄化装置で消してしまう、ロボットだから指紋はない、など)、
さらにモニターつきの遠隔操作リモコンは(逆探知は不可、
リモコンについた指紋や汗や血なども特殊な浄化機能によって人が触れた痕跡を消してしまう)
使用者の身元までもを完璧に隠してしまうという代物だ。

「殺したいヤツを殺せたらと望むヤツは多い、きっと売れるだろう。憎しみは金なりだよ」

博士の言葉に、助手は戦慄をした。

「まさか、博士がこんな恐ろしい研究をしていたなんて……!あんなものを世に出すわけにはいかない!」

助手の裏切りを知った博士はただちにロボットで助手を殺そうとしたが、
それよりも早く、助手はアサシンロボットを使用して博士を殺してしまった!
……と、思ったが、博士は生きていたし、さらには助手が襲ったという証拠もバッチリ残ってしまった。

完璧なはずなのに、なぜ殺し損ねたあげく、証拠まで残ってしまったのだろう?
19年01月31日 17:23 [koto]
【ウミガメ】
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