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ある日、山海商事の面接試験に以下の3人が臨んだ。

・凄井 優太郎(偏差値70 襟糸大・理工学部出身)
・平野 凡次郎(偏差値50 平凡大・理工学部出身)
・衛府 蘭三郎(偏差値35 度子大・理工学部出身)

凄井はさすがの落ち着きぶりで、山海商事の事業内容に触れつつ、趣味や特技、長所と短所、将来の目標をよどみなく話してみせた。

平野は特に面白くもない趣味の読書の話をしつつ、「仕事で人を幸せにしたい」とかありふれたことをそれなりの声量で言い、面接を終えた。

衛府は対策が外れたのか、とんちんかんなことを口走りつつ、あろうことか将来の目標を聞かれたら黙り込むグズグズっぷりだった。

さて、この面接だが、
凄井が選考を通過することはなかった。
なぜか。
[アカシアン]

【ウミガメ】【エンドレス闇スープ】26年04月29日 01:45

東大下暗し

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▽解説
凄井「はい、私が面接官の凄井です。本日はよろしくお願いします」
平野「よろしくお願いします」
衛府「・・・ス」

凄井「さて、弊社は創業当初より『山と海をつなぐ』をスローガンに、農林水産業の技術支援、環境保護に関する研究開発をしております。
採用試験にあたり、私からいくつか質問をさせていただきます」

凄井「まず、趣味や特技はございますか」
平野「はい。私の趣味は、高校生の頃から続けている読書です。年間で5冊ほどを読破し───」
凄井「─ありがとうございます。衛府さんは」
衛府「あ、あ、人間観察?スかね・・・駅前とかで人を眺めて・・・あの人忙しそうだなー・・・って」

凄井「次に、長所と短所をお願いします」
平野「はい。私の長所は、諦めない力です。私は卓球で市のベスト32に入りましたが───」
凄井「─ありがとうございます。衛府さんは」
衛府「長所、長所・・・優しいってよく言われます。親に。短所は、忘れ物が多いです」

凄井「最後に、将来の目標をお願いします」
平野「はい。私の目標は、仕事で人を幸せにすることです。なぜならば───」
凄井「─ありがとうございます。衛府さんは」
衛府「・・・」

凄井「はい、ありがとうございました。
1次面接の選考結果は追ってお伝えします」

~

凄井「きょう面接担当したんだけどさ。
結構その・・・厳しかったね。
あのレベルで、なんでウチを受けたんだろう・・・」

▽解説の解説
凄井は山海商事の面接官として、面接試験に臨んだ。
質問の中で「趣味や特技」「長所と短所」「将来の目標」などのフレーズをよどみなく言った。
彼は面接官なので当然、この面接試験を通過するはずがない。
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ゆーざん>>コメントなし
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卯月19>>コメントなし