(今、6人いるよ)談話室
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「最強の勇者は実はビビりだったらしい」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
かつての戦いで敵襲から村を守った偉大な人物の血を引くカメオ。普段はそのことを隠して農民としてひっそりと生きていたが、ある日突然、あたり一帯を治める領主様から屋敷に招待された。
そう身分の高くないカメオにとって、領主様の屋敷に呼ばれることは名誉ではあったが、カメオはその誘いにすぐには乗らなかった。カメオの血を危険視した領主様が、暗殺を企てているのではないかと疑ったからだ。
しかし領主様の誘いはその後も何度も続いた。領主様の誘いを断り続けていると周囲に知られてはこの村での付き合いが悪くなる。そう考えたカメオは最初に誘われて二年も経った頃に、しぶしぶ領主様の屋敷を訪れることにした。

屋敷に招待されたカメオは、初めは警戒して出された料理にも口をつけずにいたが、人当たりのよい性格の領主様に次第に気を許していった。今までに食べたことのないような美味しい料理とお酒を振舞ってくれた領主様に感謝を述べ、カメオは屋敷を後にした。

さて、この一件が原因で、カメオは後に勇者と言われるようになるなるのだが、それは一体どういうわけだろうか。
[うつま] [☆2023良いお年を]

【ウミガメ】23年09月19日 23:32

要知識要素あり

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カメオの危惧していたとおり、領主はカメオの暗殺を企てていた。
領主の座を狙う何者かによって、偉大な人物の血を引くカメオを革命の旗頭に祭り上げられてしまうと、自分の立場が危うくなりかねない。それはもはや妄想に近いものであったが、カメオを恐れた領主はカメオを暗殺すべく屋敷へと招いた。暗殺の手段は、毒殺。強力な毒を持つことで知られるフグの卵巣をカメオに振る舞おうと領主は準備していた。
しかし、臆病なカメオはなかなか屋敷を訪れない。二年経ってカメオが屋敷を訪れた頃には、二年間のぬか漬けによってなぜかフグの卵巣が無毒化されたいた。
そうしてカメオは無傷で屋敷を去ったのだが、それによって領主は「ぬか漬けによってフグの卵巣は無毒化できるかもしれない」という知見を得た。それからというもの、領主はカメオの暗殺など忘れて、フグの卵巣のぬか漬けという珍味の開発に尽力するようになった。これがフグの卵巣のぬか漬けの発祥である。(※まったくの捏造です)

時は流れて現代、「最初にフグの卵巣のぬか漬けを食べた人ってマジ勇者だよね」とカメオは勇者扱いされるようになったのであった。
物語:1票
全体評価で良質部門
トリック部門
物語部門
米国GI>>何がどう転んでどんな結末になるのかの面白さが凝縮されていました。
納得部門