沈黙のコーヒー」のGoodトリック・物語・納得で良かったら1票分。全体評価で特に良かったら3票分Goodができます。
とある街の一角にある海亀珈琲店は、カウンター6席のみの小さな店だ。
マスターの関谷は寡黙な人物で、自ら話題を振ることはそうそう無い。しかし彼は聞き上手で、客の愚痴や他愛もない話に静かに耳を傾け、決して言葉を遮ることなく緩やかな相槌を打つ。そんな彼の人柄と確かな味が保証されたコーヒーは多くのファンを呼び、そのほとんどが常連客だった。

ある日、海亀珈琲店に無口な客が訪れた。
関谷は困り果ててしまう。
その無口な客が来店した日には、どうか他にも客が来るように……そんなことを願っていた。


関谷はべつに、沈黙に耐えられないような人物ではない。
だとしたら何故そんなことを願ったのだろう?
18年09月02日 23:47 [藤井]
【ウミガメ】
物語:2票
トリック部門
物語部門
ぺてー>>丁寧な問題文にヒントが散りばめられています
喫茶店のようにおしゃれな物語です
納得感部門
良質部門