ラテクエ6 問題個別の感想 その1(1日目前半)

ラテクエ6(1日目前半5問)で出題された問題の感想をそれぞれお書きください。
こちらのアンケートは設置者以外にはだれが書いたかわからない仕様となっております。
尚アンケートは一回限りとなっておりますので、ご注意ください。
その2、その3も、併せてお願いします。

回答期限:10月01日(木)まで
オプション
「回答したらすぐに結果が見られる」
「アンケート作成者にしか回答者の名前は分からない(名無し設定の場合は作成者にも分かりません)」
「名無し不可」
「回答締め切り」です。
まりむうさん作 【らてクエ5】この学校怖い https://late-late.jp/mondai/show/12361
のご意見、ご感想を率直にお書きください。
「夜中の学校」というイメージから直感的に結びつき、納得度の高い解答でした。
夜中の真っ暗な教室というシチュエーションを活かすために、CMの目的を「異常なシチュエーションのゲーム」とする事で、謎を成立させている所がお見事です。
問題進行を拝見致しましたが、個人的にはno20,21でFAにしても問題はないかと思います。(勿論、まりむうさんのやり方も問題はありませんが。)
CMの正体と意図は「ホラーゲームの宣伝」で事足りるため、細部を当てさせるのは出題者の価値観によって分かれそうです。
自然に見えて不自然な時間経過で、解説通りのCMを作った場合、意図通りの不気味感が演出できると思いました。無理のない解説だと思います。
問題文の内容に無理なく沿っていて、納得感は特に高かったと思います。
「モノ・サービスPR系」。
『SIREN』ってゲームのCMが頭に浮かびました。ホラーゲームのCMとしてはありえそうだなと思えます。
PRする物は非現実要素なので、魅力を強く出すには難しいですね。
今回貴重な商品販促のCM
既に問題文で作中作になっていることを利用して、2重作中作という作りにした面白い問題だと思います。
そのことで、作中作のマンネリ感や何でもあり感を抑えつつ、現実的にもあり得るような一般性を持った問題に仕上がっていると感じます。
また、商品をホラーゲームにすることで、問題文の難所であった不気味な光景の説明をかわしつつ、うまく状況を作り上げている点が見事だと思います。
問題文の状況と矛盾するような点や、非合理である点もほとんどないと思われ、ほぼ完全解と言える解説ではないかと思いました。
天童 魔子さん作 新ラテシン ラテクエ6-1 僕たちの解答 https://late-late.jp/mondai/show/12363
のご意見、ご感想を率直にお書きください。
ドラマの番線とすることで、不可解な状況を番組の魅力として活用したのはお見事でした。
上手く言い表せませんが、こういう展開を「問題の乗っ取り」と言えば良いでしょうか。謎となるシチュエーションには一切の解説を付けず、謎の存在そのものを答えにしてしまうパターンです。
この手のトリックは「夢オチ」「作中作」に並ぶ、汎用性の高すぎる無難な物になりがちですが、今回はCMという条件を付けていることで、謎に答えを付けない番宣である事に対する納得感を生み出しています。
私もこういうCMの形式は一案として考えていたこともあり、納得感が高いです。この解説だと一部回答にどう答えるかが悩みどころかと思うのですが、上手く誘導していて流石だなと感じました。
強引ではありますが、それがむしろ良いというか、ある意味これぞ水平思考という印象でした。
こちらも「モノ・サービスPR系」。
こちらもPRする物は非現実要素なのですが、ラテクエの問題文に選ばれる程の文章なので、魅力的なコピーに違いないです。問題の作り方が上手いなと思います。
いったいどんなドラマだったのでしょう
前問と同様に、2重作中作という作りにした面白い問題だと思います。
その一方、不気味な光景を作ることがプレイヤーを怖がらせるためとして理にかなっていると思われるホラーゲームに対して、ドラマだと「結局このシーンはそのドラマにおいてどんな意味を持つのか?」の説明が必要であり、この解説だけだと根本的には謎に答えられれていないような印象を受けました。
(安直ですが)ホラードラマだったなど、ドラマ内での意味も言及があればより良い解説になると思います。
「マクガフィン」さん作 【らてクエ6本戦1日目】見慣れた風景 https://late-late.jp/mondai/show/12364
のご意見、ご感想を率直にお書きください。
真っ暗→見えない→視覚障害と発想を飛ばしたのが面白かったです。学校という舞台も日常生活の一部としてうまく意味合いを持たせていたと思います。
真偽はともかくとして、障碍者を取材する番組が撮影機材を点字ブロックに置いていた話は、ネットでは非常に注目されたらしいです。この手の"善くはない健常者"への訴えという物がCMになる話は、人の関心や注目を集めるという意味で、非常に現実的であると言えるでしょう。A〇あたりがやりそうです。
学校というほぼ全ての日本人が行く場所をテーマにする事で、イメージはしやすいですが、一方で学校と点字ブロックの関わりが強くはないのが難しい所です。
目が見えない人の視界という解答の、解説への落とし込み方がとても自然で良いなと思いました。最後にきちんと点字ブロックという着地点があるのも納得感を高めていると思います。
真っ暗な日常風景というところからこの発想に結びつけたのはさすがですが、「夜」「電気が点いていない」という部分との繋がりは弱かったと思います。
「意見広告系」。CMの意図そのものが何のCMかになるので、問題文の状況からどれくらいその意図が強く伝わるかが鍵だと思います。
視覚障がい者の日常というのは無理無く伝わるのではないでしょうか。
ACテイスト。生まれたときから周囲が暗闇の人は周囲をどう認識してらっしゃるのか
なんらかのCMであるという特性を正面から利用した、王道の解説であったと思います。
視聴者に目が見えない人への配慮を訴えるCMという設定のため、納得感は感性によるかなと思いますが、問題文との大きな矛盾はない良い解説だと思います。
少し気になった点としては、盲者の視覚を再現するのであれば、夜の学校を撮影するのではなく、映像処理や遮光フィルム、絞りなどで普通の光景を暗く見せた方が撮影しやすく、また、実際の視覚にも近くなるのではないかなと感じました。
イトラさん作 【らてクエ6-1】どこにでもありそうな夜の学校CM https://late-late.jp/mondai/show/12365
のご意見、ご感想を率直にお書きください。
おかしな点を予算不足のせいとしたのは私にない発想で驚きました。ケチンボな学校…
『とあるテレビCM (15秒) の一場面』という問題文に対して、ギリギリのフェアを突いた解説です。誰もテレビで放送されたとは一言も言っていませんが、参加者の解釈によってはアンフェアに感じる可能性もある、(良い意味で)考える余地のあるトリックです。
ただ、現実にこういうクライアントっていらっしゃるんですかね…?それに、わざわざ予算を使ってまで意図的に変なCMを作るメリットが、感じ取りにくいように思いました。
私なりに表現すると「変なクライアント」と「変な業者」の「変化球だらけの会話」が、一般常識を持つ参加者に伝わるかが気になります。
今回は一見ミステリアス、ホラーな感じを予測する問題文だと思うのですが、これはそんな雰囲気を逆手に取り、とてもコミカルに演出した解説で面白いと感じました。
面白い発想でした。現実的な納得感というよりは、捻りの利いたジョークという感じで面白かったです。
拙作
普通に作ると物当てになるので、どのような意図があるのかにトリックを置く事を目標に作問。おかげで回答が大変になりました。
「これはとあるテレビCMの・・・」と言ってるのを企画中のCMとするのは脱法だと自分でも思っている。
学校のCM(を低予算で。)果たして宣伝効果やいかに
クライアントに予算を請求するために仮作成したCMというのはユニークな発想で、らてクエにふさわしい解説であると思いました。
一方で、予算がない中でわざわざそんなCMを作るか、これでクライアントとの関係が悪化したり怒らせたりしないか、照明が使えなくても部屋の電気くらいつけられるのではないかなど、現実的に考えたときの合理性がやや乏しい印象を受けました。
クラブさん作 【らてクエ6-1】まっくら、まっくろ。 https://late-late.jp/mondai/show/12367
のご意見、ご感想を率直にお書きください。
(´・ω・`)
問題文の『算数の授業』をある種の作中作に収めた、かなりトリッキーな問題です。それ故に、1時間の時間制限をオーバーする可能性もあった問題です。(問題文の改変ができないので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。)
時間設定を夜にしなくても「全員の絵の中に変わっている絵がある」というシチュエーションで成立してしまうため、算数の授業と合わせて問題文のほぼ全てが「架空」であるという発想は、汎用性の高すぎるどんでん返しにもなり得ますが、美しいトリックとしても機能する、難しい面を持ちます。
チャット欄で出題者のクラブさんが『ちょっとアレなのでヒント多めになりそうです。』とご自身で仰っているのが、一番「うーん」となった点である事は、強調しておきます。
今回、私の中では完全にCM=動画を想定していたので、一瞬=静止画=絵にする発想がナイスだと思います。才能発掘という解説も納得感がありました。
(そういう問題文だから、というとは承知の上で)非凡な生徒を求めるCMとしては、「夜の学校」というのはそこまで非凡さを感じられなかったかな、と思います。
「モノ・サービスPR系」。問題文の状況が絵である、というのは良い水平思考ではないでしょうか。
絵画教室のCMとして、非凡な才能を募集しますとはあまりPRしないのではと思ったり。
個性を伸ばそう。確かに夜の学校を描く発想は貴重
こちらもなんらかのCMであるという特性を正面から利用した、王道の解説であったと思います。
一方で、ウミガメの謎となる不可思議な状況に、「そういう芸術」という解を与えているのは斬新であるようにも思え、バランスの良い問題になっているようにも思いました。
芸術表現には必ずしも一般性を伴わないので (むしろ独創的な方が評価される?)、その点でウミガメとしての納得感は人によるのかなと感じました。