みんなのGood

朝食の席で、カメコはスマホをいじりながらコーヒーメーカーのコーヒーをマグカップに入れようとした。

だが、スマホに集中していたため手元を見ていなかったカメコは、カメオが飲むはずだった牛乳のコップにコーヒーを注いでしまったのだ。

もしもコップが空であったら、熱いコーヒーによる熱割れで砕けていたかもしれない。

「割れたら危ないだろう。スマホをいじりながらやるな！」とカメコを叱ったカメオは、仕方なく即席のカフェオレを飲むはめになったのだった。

人間界で生活する吸血鬼、カーミラ夫人にとって、ハロウィンの今宵だけは人間に化けるためのメイクをしなくて良いから。

「はー、普段はメイク大変なのよね。すっぴんの解放感最高！さて、血ぃ吸いに行こーっと！」

ウミコには男性との交際経験がない、と聞いたカメオは、ウミコの人生初めての"彼氏"が自分のような男で良いのだろうか？いや、良いはずがない。と尻込みしてしまったのである。

もっとも、ウミコの猛烈かつ執拗な追撃に根負けし、ついには彼女の軍門に下ることになるのだが。

A～Fの友人6人はキッチン付きのコテージに遊びに来ていた。
以下は食事用のお金を集めた際の会話である。

C「肉がいいなー。野菜はあんまり食べたくない。魚は嫌い」
D「肉はあんまり…魚と野菜と炭水化物だけでいいよ」
E「一汁三菜バランスよく食べたい。でも豚肉と青魚と刺身は嫌だ」
F「美味しかったらなんでもいいや（何でも良いとは言っていない）」


A（好き嫌い無し）「…なんかさー、こういう推理パズルあるよね、誰かひとりだけ嘘つきのやつ。いったい誰だ～～～？？？ｱﾊﾊﾊ」
B（同上）「残念なことに全員正直だ。さらに残念なことに文句は一丁前に言うくせに我々以外料理を作る気が無い奴等ばっかりだ」
A「もうさ、近所のコンビニなりスーパーなりのご飯適当に買ってきて文句言う人はお母さんもう知りません！ってすればよくない？」
B「賛成ですお母さん。じゃあ車出すわ」
A「でも折角こんなとこまで来て出来合いのご飯かぁ…( •᷄ὤ•᷅)」

男はソーシャルゲームの主人公。
「仲間」とはそのゲームを遊んでいる人たちのことを指す。
仲間（プレイヤー）の数が十分に多いということはサービス終了の気配を見せないので「物語が終わる気配がない＝主人公の目的は達成されない」のである。